36台目は「ち」

トヨタ チェイサー

    (ちぇいさー)

グレード・年式ツアラーV    1997年
エンジン型式直列6気筒DOHCターボ
排気量2491cc
出力・トルク280ps  38.5kg-m
全長×全幅×全高4715×1755×1400
車重1480kg
新車価格329万円

説明

1996年9月登場。この型のマークII/チェイサー/クレスタにはそれぞれに独自のキャラクターが与えられ、その中でチェイサーはイメージキャラクターにホオジロザメが使われ、キャッチコピーは「強い高級車に乗ろう」と最もスポーティーな位置づけであり、オーバーハングが前後短縮され、丸型4灯ヘッドランプの鋭い顔つきとなっている。リアテールランプは初代X30/40系のリアを思わせる三層構造となった。次期モデルは開発されず、JZX110系マークIIが発売されてからもしばらくは100系のまま販売されていた。製造はトヨタ自動車九州。この代から衝突安全ボディGOAを採用。また、ディスチャージヘッドランプがトヨタではこの100系(ツアラーV・ツアラーS)から初採用されている。100系チェイサーは3兄弟中、スポーツグレードの「ツアラー」が最も売れたモデルで、ターボ(1JZ-GTE型エンジン)搭載グレード「ツアラーV」の5速マニュアルトランスミッション車は売り上げ全体の3割近くを上げることもあった。ツアラーVは若年層からいまだに強い人気があり、状態のいい物は中古車市場にて高値で取引されている。100系ではチェイサーのみ1,800cc直列4気筒ハイメカツインカムである4S-FE型エンジンがラインアップされていた。一方、特別仕様車としてエクステリアを中心にTRD(トヨタテクノクラフト・トヨタの特装部門)のエアロパーツなどを装着した「TRDスポーツ」モデルも存在する。なおラグジュアリーグレードの「アバンテ」も従来通り設定された。リアシートの居住性はマークIIよりも10mm低いヒップポイントを採用したことでマークIIよりも良好である。フロントエアコンディショナーにはクラウンに搭載されていたオートスウィング機構が上位グレードに採用された。

思い出

ドリ車の定番として確固たる地位を確立しているチェイサー。

職場の後輩が乗っていました。当時はまだドリ車に使われるような時代でもなく、乗っていたグレードもハイメカツインカムの「ツアラー」であったので走っているイメージはありませんでしたが、後輩はしっかりシートを倒して運転する「ヤンキー走行」を徹底していました。(笑)

そんな思い出も置いておいて、このクルマはオジサン車であったマークⅡ3兄弟を見事なまでスポーツカーへと変えてくれたモデルとなります。FRセダンに280psのターボエンジンをぶち込んでくるとは想像しえないものであったのです。当時のツーリングカーレースにおいてもエンジンこそ違えど参戦して上位を獲得していたのは運動性能の高さを証明してくれたものであります。

それにスタイリングもこの型のマークⅡ3兄弟の中では一番スタイリッシュであり、3兄弟のマークⅡ、クレスタに若干遅れを取っていた人気が復活したものであると感じます。

バブル期後半に開発されていたモデルだけあり当時も豪華なインテリア、目一杯高めた運動性能どこを取っても素晴らしいクルマでありました。流石に後輩と同じクルマに乗るということは考えませんでしたが、またここで我が家の親父の登場。チェイサーではないものの、同じ型のマークⅡには乗っており、私も一時期このクルマを乗り継いでいました。

グレードは「ツアラー」ではなく「グランデ」。それでもちょっとしたスピードに足回りも付いてきており基本性能の良さが見え隠れしていたクルマでありました。

今となっては過去の遺物となったマークⅡ3兄弟も今はドリ車として生き続いていると安心感を覚えてしまいます。

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