トヨタ 2000GT
(にせんじーてぃー)
グレード・年式 | 1967年 |
エンジン型式 | 直列6気筒DOHC |
排気量 | 1988cc |
出力・トルク | 150ps 18.0kg-m |
全長×全幅×全高 | 4175×1600×1160 |
車重 | 1120kg |
新車価格 | 238万円 |
説明
トヨタ自動車のイメージリーダーカーとして、国際的に通用するスポーツカーを目指し開発された。DOHCエンジン、5段フルシンクロメッシュ・トランスミッション、4輪ディスクブレーキ、ラック・アンド・ピニオン式ステアリング、リトラクタブル・ヘッドライトは、トヨタ自動車ではこの車から本格採用された。これらは1980年代以降、量産自動車において珍しくない装備となっているが、1960年代中期においてこれらを全て装備した自動車は、当時としては最上の高性能車といえた。
これらの先進的装備と生産台数の少なさから「国産車初のスーパーカー」と呼ばれることがあり、生産終了から半世紀近く経つ現在も旧車では抜群の知名度を誇っている。中古車市場では多くの場合プレミアム価格が付いて、高額で取引され、新車時に日本国外に輸出された2000GTを日本に逆輸入する例もある。2013年にはクラシックカーを専門に取り扱うRM_auctions社が行うオークションで、日本車としては最高値である1,155,000ドル(約1億1800万円)で落札された。
また、廉価版として、SOHCエンジンの2300ccモデルが北米市場向けに限りわずか9台が製造されたが諸事情により市販されず、発表されている生産台数の中には含まれていない(型式は「MF12L」)。
思い出
思い出があるような接点のある車ではありませんが、国産車を好んでいる以上この車を避けては通れない「登竜門」のようなクルマでしょう。
当時の大卒初任給の80倍である238万円(今にしたら2000万円くらい?GT-Rくらいの感覚)で販売されるとは時代が違うとはいえスゴイ値付けですよね。
当時としては贅を尽くしたクルマでしょう。木目のインパネ、ヤマハと開発したDOHCエンジン、リトラクタブルライト等々日本車では考えられない装備の数々。驚きです。
このクルマがあって日本車もスポーツ路線が一気に開花したものと考えます。
今、買うと1億円超・・・どう逆立ちしても買えない車です。