ホンダ ドマーニ
(どまーに)
グレード・年式 | Si-G 1992年 |
エンジン型式 | 直列4気筒DOHC |
排気量 | 1834cc |
出力・トルク | 140ps 17.4kg-m |
全長×全幅×全高 | 4415×1695×1390 |
車重 | 1120kg |
新車価格 | 198万5000円 |
説明
1992年10月30日に発表された(発売は11月4日)。EG型シビックフェリオをベースとしており、シャシは共有していたが、バブル期に開発されたこともあり、内外装は完全にオリジナルのものが用いられていた。フェリオを上回る室内空間を獲得しているほか、全車 運転席SRSエアバッグ、ボディ同色電動リモコンドアミラー、ボディ同色ドアハンドル、フルオートエアコン、AM/FMラジオチューナー内蔵カセットオーディオ、チルト機構付きパワーステアリング、パワーウィンドウ、パワードアロックが標準で装備された。
1995年から2001年まで生産・販売されていた欧州、英国仕様シビック5ドアハッチバックおよびステーションワゴン(エアロデッキ)は、バンパーを除いた前半部の外装および内装がドマーニと共通のデザインであるが、これらは、当時提携関係にあった英国オースチン・ローバー・グループ(ARG)との共同開発であり、欧州仕様のシビック5ドアをベースとして作られたローバー・400シリーズとは姉妹関係にある。
思い出
以前の職場の女性の先輩が乗っていたクルマです。第一印象は「クソまじめなクルマ」。
遊びの要素がないクルマのイメージでしたね。この車の前身である「コンチェルト」の影響もあったのでしょう。走る事には無縁に見えたので当時は興味はありませんでした。
しかし、今考えてみると「小さな高級車」の走りだった感じがします。前述のコンチェルトにしても、マツダのペルソナ、日産のプレセア等に見られた高級車感を出したクルマであると感じ、今の「コスト優先主義」の時代とは一線を画したクルマであるのは確かです。
走りもそれなりに良かったのでしょう。EG型シビックフェリオとシャシを共有していたってことはコーナリング性能も良かったと思われます。まぁ、エンジンは1800ccとは言え、EG型シビックとは馬力が違うので加速等はイマイチかもしれませんが、街乗りするには余裕の性能だったことでしょう。
最終的に次モデルでいすゞのOEMとしてジェミニになってしまうのも驚きましたが、初代も印象深いクルマでした。