52台目は「お」

トヨタ オーリス

    (おーりす)

グレード・年式180G  2006年
エンジン型式直列4気筒DOHC
排気量1797cc
出力・トルク136ps  17.8kg-m
全長×全幅×全高4220×1760×1515
車重1260kg
新車価格191万6250円

説明

日本では2006年10月23日、同月の10代目カローラの発売に続きデビューした。アレックスの後継車種にあたる。ネッツトヨタ店で販売されたが、(アレックスと兄弟車のカローラランクスを扱っていた)カローラ店では販売されなかった。目標月間販売台数は3,000台。

2007年2月には、欧州市場でも発売された。先代カローラ・ハッチバックの後継車種であるが、セダンおよびステーションワゴンは引き続き「カローラ」の名称で販売されている。一方で、それらのモデルが販売されないイギリス・ドイツ・フランス・イタリアなどにおいては、「カローラ」の車名は消滅した。オセアニアのオーストラリアとニュージーランドでは、それぞれオーリスがカローラハッチバックの名称で販売されている。

デザインは高く評価され、2007年度のグッドデザイン賞を受賞した。

2009年7月16日、2010年から英国ダービーシャー工場でハイブリッドモデルが生産されることが発表された。これは、トヨタが欧州で生産する最初のハイブリッド車となる。

2009年10月、日本においてマイナーチェンジ。1.8L車は「バルブマチック」を搭載した2ZR-FAE型に変更し、環境性能・燃費性能を向上。1.5L車においても、エンジン・トランスミッション・オルタネーターの制御改良を行い、燃費を向上させた。エクステリアでは、サイドターンランプ付ドアミラーの採用、フロント周りやリアコンビネーションランプ[6]、アルミホイールなどの一部装備のデザインを変更し、スポーティ感を向上。また、ボディカラーも新色4色を追加して大幅に入れ換える。1.8L車にパドルシフトの採用、ステアリングホイールやハンドブレーキレバーの形状変更、左右独立温度コントロールフルオートエアコン(150Xを除く)の標準装備などにより機能性を向上させた。安全面では、後部中央席にヘッドレストを追設し、シートベルトは全席3点化された。新たにバルブマチック付1.8Lエンジンと6速MTを採用した新グレード「RS」を設定。トヨタの量産車で6速MT車が導入されたのは2007年7月のMR-S廃止以来、2年3か月ぶりとなる。180G”S Package”の前輪駆動車は「平成22年度燃費基準+25%」を、「RS」と1.8L・四輪駆動車並びに1.5L車は「平成22年度燃費基準+15%」をそれぞれ達成した。

2010年1月21日、欧州で生産開始予定のオーリスハイブリッドには3代目プリウスと同じ1.8L 2ZR-FXE型エンジンが搭載されることが報道され、同時に市販車のプロトタイプがジュネーブモーターショーで発表されることも報道された。

基本的には、標準グレードの「150X」と上級グレードの「180G」の2つで展開され、駆動方式は前輪駆動と四輪駆動(四輪駆動のシステムはエスティマやアイシスなどで採用されているアクティブトルクコントロール式)が採用される。

1,500ccモデルでは、150X、150X”Mパッケージ”、150X”Sパッケージ”で展開される。150X”Mパッケージ”では主にスマートエントリー、イモビライザーが標準装備となり、アルミホイール、マッドガード、ディスチャージヘッドランプ、フロントフォグランプがオプションになる。150X”Sパッケージ”では主にアルミホイール、フロントスポイラー、マッドガード、フロントフォグランプが標準装備となり、ディスチャージヘッドランプ、スマートエントリー、イモビライザーがオプションとなる。

1,800ccモデルでは、180G、180G”Sパッケージ”で展開される。180Gでは主にディスチャージヘッドランプ、オプティトロンメーター、マルチインフォメーションディスプレイ、7速スポーツシーケンシャルシフトマチック、6スピーカー、イモビライザーが標準装備となり、アルミホイール、マッドガード、フロントフォグランプがオプションとなる。180G”Sパッケージ”では、主にアルミホイール、マッドガード、ディスチャージヘッドランプ、フロントフォグランプ、オプティトロンメーター、マルチインフォメーションディスプレイ、7速スポーツシーケンシャルシフトマチック、6スピーカー、イモビライザーが標準装備となる。

また、2009年10月に行われたマイナーチェンジで、17インチホイール(メーカーオプション)と専用サスペンション、6速MTを搭載した「RS」が登場した。ただし、2010年10月の一部改良を行うまでこのグレードはスマートエントリーとイモビライザーが標準装備されていなかった。またシートもオレンジ×ブラックの専用シートではなく、Sパッケージと同様のブラック+赤ステッチであった。

思い出

なぜか、トヨタのコンパクトが続きますが、あくまで「しりとり」で出た車名なのでご勘弁!!

オーリスというと2代目の「シャア専用」オーリスを思い出すものですが、私にはこちらの初代オーリスが印象深い。というより、実質兄弟車にあたる「ブレイド」のインパクトが強く、オーリスはあくまで「ブレイドの弟分」的な感じなものであった。

当然、ブレイドのパワートレインを載せるだけのシャシー性能を持つわけだから、オーリスだってそれなりの走りはします。オーリスの先代であったアレックスやカローラランクスも当時のコンパクトハッチバックでは走りに定評があったためオーリスも足回りを含めた走りの面でも優れたものを持っています。

でも、その陰にはブレイドがチラつくんです。だって、そっちは3.5リッターのV6エンジンも積むくらいですから…。差し詰めフォルクスワーゲンゴルフでいうところの「R」であり、オーリスは「素」のゴルフなのです。

うどんと同じで「素」には「素」の魅力があります。誰が乗ってもそれなりの運転ができる。ユーティリティが優れている。そして価格がお得。トッピングが豊富でどんぶりも派手な「肉すきうどん」とは違う味があるのです。

最近は「素」というより「質素」なクルマが増えてしまいましたが、オーリスのような「素」を楽しめるクルマがあってもいいのではないでしょうか?

さあ、肉すきうどん食べに行こうか!!

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