トヨタ カローラアクシオ
(かろーらあくしお)
グレード・年式 | ハイブリッドEX 2022年 |
エンジン型式 | 直列4気筒DOHC+モーター |
排気量 | 1496cc |
出力・トルク | 74ps 11.3kg-m |
全長×全幅×全高 | 4400×1695×1460 |
車重 | 1140kg |
新車価格 | 217万7000円 |
説明
キャッチコピーは『コレカラカローラ』。フィールダーとともにフルモデルチェンジ。型式は先代をベースとした輸出仕様がE150型を名乗るため、E160型となる。国内目標月間販売台数は3,000台(発表当時。フィールダーは同4,000台)。国内向けの(のち香港・マカオ向けも)カローラとしては、この代よりこれまでのMCプラットフォームからヴィッツ系のBプラットフォームに変更された。先々代のE12#後期型および先代のE14#型のボディサイズがミドルセダンの下限値に達するほど大型化してしまった反省から、先代と比べて全長を50mm短縮した。全長を短縮したのはカローラ史上初のことである。このことから先代アクシオ以上に国外向けのカローラとは完全に独立して独自の進化を遂げていくことになる。最小回転半径は4.9mとし、取り回し性を向上。ボディのCd値は0.28を達成している。
エンジンは、1.3L車にはダイハツ工業と共同開発した1NR-FE型直列4気筒DOHC16バルブ・Dual VVT-iガソリンエンジンが搭載され、1.5Lには1NZ-FE型直列4気筒DOHC16バルブ・VVT-iガソリンエンジンを先代から継続。このうち、1.5Lの前輪駆動車に限り5速MTも選択できた。四輪駆動システムはアクティブトルクコントロール4WD。
インテリアではインパネ・Gグレード以上のドアトリム上部のソフトパッドが廃止されたほか、「1.5LUXEL」以外の下位グレードのリアシートの形状がヘッドレスト付きのローバックリアシートからヘッドレスト一体化のハイバックリアシートに変更された。「1.3X”G EDITION”」を除く「X」系グレードはタコメーターが省略された1眼メーターが標準装備される。前期型では端正だがやや寸詰まり感の強いスタイリングと質感が低下したインテリアが不評となり、翌年のハイブリッドモデル追加や2015年3月のマイナーチェンジと、大幅にテコ入れされることとなる。
先述の通り、このE160型アクシオはBセグメント用プラットフォームが用いられたため、結果的にかつて同社から発売されていたターセルセダン/コルサセダン、およびプラッツ、ベルタや現在日本国外専売車種として発売されているヴィオス、およびヤリスセダン/サイオン・iA(後にヤリスiAを経てヤリスセダンに改称)、エティオスなどのクラスとほぼ同じ位置づけとなっている。
生産拠点は先代モデル(E140型カローラアクシオ)の後期最終型から引き続き、宮城県のトヨタ自動車東日本大衡工場(本社。旧・セントラル自動車大衡工場)が担当する。当初は後述のベルタの廃止に伴い、カローラ店も含めたトヨタ全店で販売する計画があり、当時は見送られたが、2019年4月1日に東京都での販売チャネル制度の廃止に伴いトヨタモビリティ東京を含む東京都内のトヨタ全店での販売に移行。東京都以外の地域でも2020年5月1日よりトヨタ全店(東かがわトヨタ自動車販売では取り扱わない)での販売に移行された。2021年3月末にプレミオとアリオンの生産終了に伴い、以降は国産乗用車で唯一新車で購入可能な5ナンバーサイズセダンとなった。
思い出
こりゃ、最近のクルマでないか!!とのクレームもありそうですが、つい最近乗った車なので載せてみることにしました。
マイカーの整備のために整備工場から出た代車がカローラアクシオ。しかもハイブリッド。期間は1週間。実は私、こんなに長い期間ハイブリッド車に乗るのは産まれて初めて…。久しぶりにクルマに乗るのに緊張感を覚えてしまいました。
さて、乗った感想ではありますが、「さすが、カローラ!!」。至って普通のクルマでしたね。初めて運転するハイブリッドも期待するほどの加速感もなく(プリウスミサイルと言われる所以はどこなのか?)、まったりとした加速感。適度にブレーキも効き、コーナーも普通に曲がってしまう単なる優等生でしたね。乗っていて正直ワクワク感は感じないクルマでした。
ただ驚いたのは燃費の良さ。燃費計での数値ですが、そこそこアクセルを踏んでも15㎞/ℓは落ちない。今のマイカーがリッター6㎞程度と比べるとかなりの違い。代車を返す時に給油しても10ℓも入らない程度で満タンになってしまうほどの驚きの燃費です。こりゃ、みんなハイブリッド選ぶわな…。
でも、私はできる限りガソリンエンジンを愛し続けたい、乗り続けたいと思います。やっぱり「乗ってるな!!」って感じるのは、ガソリンエンジン。ハイブリッドやEVにはこの機械感を感じることができないのです。改めてガソリンエンジンの偉大さを思いながら、排気ガスばら撒きます!!
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