28台目は「と」

マツダ トリビュート

    (とりびゅーと)

グレード・年式GL-X    2000年
エンジン型式V型6気筒DOHC
排気量2967cc
出力・トルク203ps  27.0kg-m
全長×全幅×全高4395×1825×1760
車重1510kg
新車価格254万8000円

説明

2000年11月、発売を開始。当時の親会社のフォード・モーターと共同開発した小型クロスオーバーSUVで、フォードからも姉妹車としてフォード・エスケープが2001年に発売されている。プラットフォームはモノコックであるが、セダンからの流用ではなく、トリビュートとエスケープのためにGFプラットフォームをベースに新規開発されたフォード・CD2プラットフォームと呼ばれるものであり、フォード本社のサイトではクロスオーバーではなくSUVにジャンル分けしていたが厳密にはクロスオーバーSUVである。両車の外観は非常に似通っているが、外板は全くの別物である。エンジンは当初フォード製直列4気筒2,000ccとフォード製V型6気筒3,000ccの2種類を用意。直4は2003年にマツダ製2,300ccに切り替えられた。

一時期、映画「サトラレ」・音楽・アパレル業界とタイアップし、「トリビュート・リンク」というプロジェクトを立ち上げたことがあった。

トリビュート/エスケープの生産は当初、右ハンドル仕様がマツダの防府工場で、左ハンドル仕様がフォードの米国工場で行なわれていた。しかしながら日本市場では振るわず、トリビュートについては2005年10月に日本国内での生産を、翌年3月に販売を終了。翌2006年1月には防府工場でのエスケープの生産も終了している。これにより日本でのマツダのラインアップからSUVが一時的に消えることになったが、2006年12月19日に発売開始されたCX-7によってその穴が埋められた。

海外向けにはその後も販売が行なわれたが、北米仕様車については2006年に販売を一旦打ち切ったため、2007年モデルは存在しない。またアジア太平洋仕様車は2006年2月にフェイスリフトが行われてオーストラリアのメルボルンモーターショーで初公開された。生産は台湾・福特六和汽車に集約され、同年6月から完成車の輸出が開始された。この台湾では一部グレードが「マツダ・オシャレ」という名で販売されていた。この新型はヘッドランプ、フロントグリル、バンパーなどが新デザインとなっている他、ギアシフトレバーがそれまでのコラムからフロアに変更されるなど、ダッシュボード周りにも変更が加えられている。エンジンの変更はなかったが、燃費やトルク特性の向上が図られた。 その後、オーストラリア市場では2007年からCX-7が投入されており、トリビュートの販売は2008年に終了したが、市場によっては2010年の前半まで販売されたところもある。

思い出

一緒に勤めていた上司が乗っていたクルマです。

当時マツダ車に乗っていた私は今でもですがマツダ党(今乗ってるのはT社ですが・・・)。家でネットサーフィンしているときは中古車サイトでいい出モノのマツダ車を探している毎日。ある種の「マツダ病」に罹っていた私でしたが、流石に当時はSUVに関心はなく、トリビュートを追っかけることはありませんでしたね。

まぁ、当時のマツダの経営状況からフォードとの共同生産というのも対象から外れた原因でもあったものですがね。

クルマ自身としては悪くないクルマだと思います。何といっても今のマツダのSUV戦略の先祖といってもいいクルマなのですから。共同開発されたプラットフォームにエンジンはフォードとまんまアメ車でしたが、ショートでワイドなボディにシンプルなインテリアが如何にもSUVしていてカッコいいクルマでもありました。

なんだかんだ言っても当時ディーラーにカタログ貰いに行っていたのだから全く関心がないとは言えなかったでしょう。

なかなか台数が出ないクルマであったためにアフターパーツもなく、いじるのが好きな私にはなかなか手が出ないクルマではありますが、マニアックな選択としてはいい線を行っていたクルマだと思っています。その後にCX-7、CX-5とマツダのSUVも進化し今のSUV帝国を作り上げた原動力です。私自身はこのSUVブームがいつまで続いて、マツダの商品企画が別ジャンルに変わっていくのが気になるところですが、今を大事に将来を見据えたクルマ造りをやってもらいたいと思っています。

頑張れ、マツダ!!