41台目は「お」

トヨタ オーパ

    (おーぱ)

グレード・年式i   2000年
エンジン型式直列4気筒DOHC
排気量1794cc
出力・トルク136ps  17.4kg-m
全長×全幅×全高4250×1695×1525
車重1210kg
新車価格200万円

説明

V50型ビスタ/ビスタアルデオをベースに作られた極めてリアオーバーハングの短いハッチバックである。室内長2,025mmを確保し、コラムシフト化されウォークスルーも可能、リアシートにはシートスライドを持たせることによってより広々とした車内空間を体感することができる。また、前期モデルではシート色を前後席で別色とする試みも行なわれた。なお、トヨタとしては初めてCVTを搭載したモデルでもある。

思い出

私の記憶に間違いがなければ、このクルマ確か「ステーションワゴンとスペシャリティカーのいいとこ取り」を名乗っていたような気がします。

世の中はステーションワゴンが全盛。その中で特徴的なクルマとして出てきたオーパ。出始めの時は「何か中途半端なクルマだな」というのが印象。「乗る人いるのかね?」と思っていました。

当時外回りをしていた私、あるお客さまの家に伺った時玄関先に停まっていたクルマがまさにオーパ!!あまりの出会いに驚きは隠せませんでした(因みにオーパの車名の由来はポルトガル語の「驚き」だとか・・・)。「乗ってる人いたよ!!」と声を出してしまいました。なぜこのクルマを選んだのか聞こうと思っていてもなかなか聞けずに時が過ぎてしまいました。

エンジンは当時トヨタが力を入れていたD-4エンジン。直噴エンジンで低燃費を狙うクルマでありました。ベースがてっきりプレミオかと思いきやビスタ/アルデオと聞いて「まぁ、このベースならこの感じのデザインか」とも思ってしまうほど正直カッコいいとはいいがたいデザイン。走りもNAの普通のエンジンなので特徴があるわけでもない。強いてあげるならビスタ/アルデオよりは小型のボディが軽量化が図られて軽快には走ったのであろうという想像。爆発的に売れるはずもなく5年の販売期間で次期型もなく無くなられたクルマであります。珍しいクルマという点ではインパクトありましたけど、特徴のないクルマでした。

で、いよいよそのお客さまにオーパの話をしようと思ったある日、オーパが無くなりハイラックスに・・・。どうしたのかと聞くとあのオーパは奥さまが乗っていたのだが・・・と言うことでした。その後はオーパの話はひとつもできなくなってしまいましたとさ。

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