9台目は「お」

ホンダ オルティア

    (おるてぃあ)

グレード・年式2.0GX-s  1997年
エンジン型式直列4気筒DOHC
排気量1972cc
出力・トルク145ps  18.2kg-m
全長×全幅×全高4635×1695×1500
車重1280kg
新車価格218万円3000円

説明

6代目シビック(EK型)のプラットフォームをベースとし、リアオーバーハングを200 mm程度延長し荷室を拡大、ルーフレール、ガラスハッチやフォグランプ(2.0 Lモデル)などが装備された。プラットフォームは初代CR-Vとも共用である。

エンジンは同じくEK型のプラットフォームを共有するCR-Vに搭載されていたB20B型とB18B型の2種類。トランスミッションは発表時点では2.0Lが4速ATのみで、1.8 Lには4速ATの他に5速MTも用意された。その後、マイナーチェンジの際に2.0 Lにも5速MTが追加された。

4WDは「リアルタイム4WD」と称するスタンバイ式で、ホンダ独自の「デュアルポンプシステム」が搭載された。通常走行はFFで、雪道などで前輪が空転し、後輪の回転数を上回った場合に発生する油圧でクラッチをつなぎ、後輪に駆動力を伝達する。スポーティ走行より、生活四駆的な性格のシステムである。

メーカーオプションで、ホンダナビゲーションシステムも設定された。

オルティアの車体を使った商用車(ライトバン)のパートナーもあり、オルティアの生産終了後も2006年(平成18年)2月まで生産されていた。同年3月、パートナーはモデルチェンジでフィットの派生車であるエアウェイブがベースとなり、車格が1ランク下がった。

思い出

以前の勤務先で後輩が乗っていた車です。

基本的にシビックの標準ベースの派生と考えていたので当時は関心ありませんでしたが、実は、シビックには無かった2000CCが積まれていたことを忘れていました。145psと飛び抜けてパワーのある車ではなかったですが、車重が1280kgであればそこそこの加速はあったのだろうと察します。シャシーだってあのタイプRのあったシビックをベースとしているのだからいい感じで走れたのでしょう。

最上級グレードでも220万弱で買えるステーションワゴン。当時はワゴンが多かったですよね。カルディナ、アベニール、レガシィ・・・多くの車はハイパワーを競い、早いワゴンが多かったですが、それとは一線を画すわかる人が乗るワゴンだったように思います。

今となってはステーションワゴンもすっかり少なくなってしまい、面白いクルマのジャンルも減ってしまいました。あの当時の面白いクルマ、戻ってきてもらいたいですね。

コメントありがとうございます!!